2019年3月19日から行われているGDC(Game Developers Conference※ゲーム開発者会議)と共に大きなイベントとして挙げられるのがサンフランシスコで開催されているGTC(GPU Technology Conference ※グラフィックプロセッシング技術会議)です。
世界で代表的なGPUメーカーのNvidiaはGTCに出席した際、
「クラウド上をベースとしVRやARのアプリケーションをワイヤレスで送受信する技術の開発を進めている」と明らかにしました。
それまでにもクラウド上でアプリケーションを作動させるということはNvidiaは行っていましたが、VR/ARに関してこの技術を採用するのはこれが初めてのことです。
また、VR/ARのとクラウド上の情報の送受信に関してはワイヤレスが採用されており、近々、ベータ版が公開されるようです。
この技術によって現在ハイエンドPCを用いないと動かすことのできない重い処理を必要とするゲームなどもワイヤレスかつVR/ARデバイス単体で動作が可能となる見通しです。
ここで述べた重い処理をストレスなく実行する技術が実際いつ提供できるようになるかは不明のようですが、Nvidiaがこの技術を確立させるとさらに加速度的にVR/ARの市場規模は拡大していくことが予想されます。
(参考 https://uploadvr.com/nvidia-geforce-now-wireless-vr/)