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【Oculus Rift 新型】Rift Sの性能を徹底解説【Oculusシリーズと比較】

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GDC2019でOculus Rift の新型となるOculus Rift SがFace bookから公式に発売が発表されました。

価格は約50000円2019年春に発売予定です。

Rift SはRiftの正式な後継機種として開発され、以前Riftに対応していたゲームであればすべてのものが同じようにRift Sでプレイすることができます

 

Oculusシリーズスペック早見表

 国内価格(税込)
単位円
解像度リフレッシュレート視野角重量接続機器トラッキング方式プラットフォーム
Oculus Quest
500002880×1600
(有機EL)
72Hz100度470gなしインサイドアウト方式
(外部センサーなし)
Oculus Store
Steam
Oculus Rift S
500002560×1440
(液晶パネル)
80Hz110度Oculus Riftより少し重いPCインサイドアウト方式(外部センサーなし)Oculus Store
Steam
Oculus Rift

Oculus Rift
450002160×1200
(有機EL)
90Hz110度470gPCアウトサイドイン方式
(付属の赤外線センサーを使用)
Oculus Store
Steam
Oculus Go

Oculus Go - 64 GB
250003560×1440
(WQHD液晶パネル)
72Hz 110度 468gなしインサイドアウト方式(内臓ジャイロ)Oculus store

改善された画質とレンズ

 

 

RiftではPentile OLED パネル(有機EL)が2160×1200ピクセル用いられていましたが、

Rift SではLCD パネル(液晶パネル)が2560×1440ピクセルに変更されています。このパネルはOculus Goに使われているものと同じ種類です。

このアップデートによるメリット

“screen door effect”が抑えられ、高精細で綺麗な画質でVRが楽しめるようになったこと。

“screen door effect”(スクリーンドア効果)とはディスプレイに網目状の模様が見えてしまう問題のこと。

デメリットとしては

黒色の表現が有機ELでは深い黒色として表現されコントラストが美しく見えるのが特徴的でしたが、Rift S の液晶ディスプレイではブラックライトを使用しているので黒色の表現という点では少し劣ります。

また、リフレッシュレートが90Hzから80Hzに変更されましたが、体感できるほどの違いではないのでデメリットとまではいかないでしょう。

 

5つのカメラを利用した次世代トラッキング技術

 

Oculus Rift ではVRヘッドセット以外で外部にUSB接続のセンサーを設置し、それによってトラッキングを行っていました。また、ルームスケーリングという360度歩き回ったりする動作を検知することはできませんでした。

Rift Sではそのトラッキング方法が一新され、VRヘッドセット上にある5つのカメラによって外部の機なしでルームスケーリングにも対応しています。

この方法を用いているVRにOculus Questがあります。

QuestとRift Sの違いは

・Questに内蔵されたカメラは4つ、Rift Sは5つ

・Rift S のカメラの位置は前面に2つ、再度に2つというようにQuestと異なり、トラッキング不可な位置や範囲がかなり解消された。(この変更により体験レビューによると自分の真後ろまで正確なトラッキングができたということ)

 

コントローラーの改善

Oculus Rift のコントローラーとRift Sのコントローラーは基本的には似たコントローラーですが、変更点としては

(Oculus Rift コントローラー)

 

(Rift S 新型 コントローラー)

トラッキングリングと呼ばれるリング状のものがRiftでは下側に設置されていましたが、Rift Sでは上側になりました。

これにより、リングに搭載されたLEDがヘッドセットで認識できるようになりトラッキング精度が向上しました。

 

快適な付け心地を実現したストラップ

 

Oculus Rift で採用されていたかなり硬めで絞めるようなストラップとは違い、Rift SではPSVRと同じようにクッションで圧迫することにより確実に固定する方式に変更されました。

これにより、頭全体に均等に圧力が加わるようになり見違えるほどの快適さとなっていると体験者のレビューにありました。

この素晴らしいアップデートはFacebookとLenovoが共同開発したことによるもので、LenovoはSonyからこの方式を利用する許可を取得しているのが理由のようです。

 

IPD調整方法の変更

 

メモ

IPD(瞳孔間距離)調整とは

人それぞれ違う両目の瞳孔の距離にレンズの幅を調整することにより違和感のないVR体験を実現させるものです。

ここがうまくいっていないとぼやけたり、立体視がうまくできなくなるためかなり重要な調整です。

Rift S でのIPD調整方法はRiftやHTC Vive のハードウェア(レンズそのもの)を動かすことにより調整するものとは違い、PSVRと同様にレンズは固定されている状態でソフトウェア上で行う方法になります。

このメリットは正確なIPD調整が行える点にありますが、

デメリットとして人によってあまりにも目の感覚が広かったり近かったりする場合に対応できないことがあるということです。

 

内蔵されたオーディオシステム

 

Rift Sではヘッドホンが内部に組み込まれています。

このヘッドセット部分は取り外し可能になっていますが、ヘッドホンとの接続部分が普通の接続端子ではないため手持ちの他のヘッドセットは基本的に利用できないようです。(接続端子には3.5mmジャックを用いています。)

両サイドのストラップを通して音を出す機構になっていますが、その音はダイレクトに耳に届くため現実と変わらない自然な音声を聞くことができるようです。

 

まとめ

世間ではOculus Rift からRift S はマイナーアップデートで確信的ではないという声もありますが、個人的には細かい部分含めRiftの問題点を真摯に改善してきている気合の入った製品だと感じました。

今年の春発売ということで商品レビューも載せていく予定です。

(参考 https://uploadvr.com/oculus-rift-s-official/)

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