PCを使用したVRを始めようと思ったときにVRデバイスの他に考えなければならないのがVRに最適なPC選びです。
VRでVRchatとかskyrimとかやってみたいけどPCどれを買えば良いのかわからない...
という人たちに向けてVRに使えるPCの選ぶポイントと適したおすすめPCを紹介していきます。
まず最初にコストパフォーマンス重視でひとまずこれを買っておけばどのVRでも快適に遊べるというものを解説していきます。
あれこれ細かく考えるよりコスパ重視で大は小を兼ねた方が簡単で長く使えるので。
その次に予算別でVRを始めるのにおすすめなPCを紹介していきます
注意ポイント
VR用PCと便宜上書いていることで勘違いされがちですが
要するにグラフィック性能が普通のものより高いPCということで、
もちろんVR以外の用途にも問題なく使えます。
まずはVRごとの推奨スペックを確認する
初めにやらなければならないのがそれぞれのVRの推奨スペックを確認することです。
推奨スペックとはそのVRを動かすためにおすすめされるPCの性能のことです。
では推奨スペックを表でまとめたので確認していきましょう。
GPU(グラフィックカード) | CPU | メモリ | ビデオ出力 | USBポート | |
---|---|---|---|---|---|
Oculus Rift S![]() 【正規輸入品】Oculus Rift S (オキュラス リフト エス) | NVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 480以上上 (またはNVIDIA GTX 970 / AMD Radeon R9 290以上) | Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上 | 8 GB RAM以上 | HDMI 1.3互換ビデオ出力 | USB 3.0ポートx3、USB 2.0ポートx1 |
HTC Vive Pro![]() HTC VIVE PRO 99HANW009-00 | NVIDIA® GeForce® GTX 1060 もしくは AMD Radeon™ RX 480 の同等品またそれ以上 | Intel® Core™ i5-4590 もしくは AMD FX™ 8350 の同等品またそれ以上 | 4 GB RAM以上 | DisplayPort 1.2 以降 | USB 3.0 以降 1口 |
Oculus Link ![]() Oculus Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—64GB | NVIDIA® GeForce® GTX 1060 もしくは AMD Radeon™ RX 400 の同等品またそれ以上 | Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上 | 8 GB RAM以上 | なし | USB3.0ポート1つ |
HTC Vive![]() 【国内正規品】 HTC VIVE (コンシューマーエディション) 【Amazon.co.jp限定】オリジナルPC壁紙配信 付 | NVIDIA GeForce™ GTX 1060、AMD Radeon™ RX 480、または同等クラスのGPU以上。 | Intel™ Core™ i5-4590、AMD FX™ 8350、または同等クラスのCPU以上 | 4 GB RAM以上 | 1x HDMI 1.4ポートまたはDisplayPort 1.2以上 | 1x USB 2.0ポート以上 |
Windows MR (Odyssey除く)![]() Dell ヘッドマウントディスプレイ Dell Visor with Controllers VRP100/Windows MR/VR/AR | Nvidia 1050以上 | Intel® Core™ i5-4590 以上 | 8 GB RAM以上 | HDMI 2.0またはDisplayport 1.2 | USB 3.0タイプAまたはタイプC |
ざっと見ただけでもそこらの家電量販店ではあまり見ないほど映像処理に長けた性能の条件が目立ちます。(家電量販店に売ってあるにはあるのですが、家電量販店で買うのは高すぎるのでお勧めできません。詳しくは後程)
それではここからは上のパーツごとに解説していきます。
Oculus Link について
Oculus Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—64GB
最近ではOculus Quest2,Oculus QuestをPCに繋いでPC用VRとして使うOculus Link という物もあります。
その場合も映像処理等をPCに任せることになるので同じように選んでもらえれば大丈夫です。
各パーツについての解説(どこで妥協できるかできないか)
GPU(グラフィック担当)
GPUと言えば映像の処理を担当する部分です。
VRは知っての通り映像によるコンテンツなのでここが最も重要なパーツとなり、一番妥協のできないパーツです。
「グラフィックボード」「グラボ」なんて言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
簡単に言うと
グラフィックボードとはGPUという映像処理を担当する部品を載せているパーツです。
ということなので、GPUと言えばグラフィックボードをイメージしてもらっても大丈夫です。
上の表を見てみるとほぼすべてでGPUの条件が
GTX 1060以上になっていますね。
GTX 1060以上の性能の物と言えば
名称 | ビデオメモリ | 性能目安 | 値段目安(円) | コスパ (性能目安÷値段目安×10000) |
---|---|---|---|---|
RTX2080Ti | 11GB | 1053 | 160000 | 65 |
RTX2080 | 8GB | 898 | 90000 | 99 |
RTX2070 | 8GB | 871 | 60000 | 145 |
RTX2060 | 6GB | 855 | 45000 | 190 |
GTX1080Ti | 11GB | 909 | 85000 | 106 |
GTX1080 | 8GB | 715 | 100000 | 72 |
GTX1070Ti | 8GB | 660 | 70000 | 94 |
GTX1070 | 8GB | 594 | 40000 | 149 |
GTX1660 | 6GB | 546 | 25000 | 218 |
GTX1060 | 6GB | 441 | 25000 | 176 |
GTX1060 | 3GB | 410 | 25000 | 164 |
(参考 https://www.dospara.co.jp/5shopping/share.php?contents=vga_def_parts)
上の通りGTX 1060を合わせて大まかに9種類あります。(細かく分けるとSUPERとつくものなどあといくつかありますが、まずはこれを抑えておいてください。)
この中でどれを選ぶかという話をすると、もちろん予算が無限の方は迷わずGTX2080Tiを選ぶに越したことはないと思いますが、実際コスパ重視で考えている方も多いと思います。
そこで、性能を価格で割ったものをコストパフォーマンスの数値として比べてみたところ
コストパフォーマンスの最も高いGPUは
RTX 2060 という結果が出ました。
個人的にもこのRTX 2060は性能面でもVRをプレイするのに十分であり、PCの価格もこの性能からしてかなり安く抑えることができるので大変おすすめできます。
結論
・GPUはグラフィックボードの中の映像処理の部分→GPU≒グラボ
・コスパ、性能面から考えてRTX 2060を選ぶのが現時点では最善
・RadeonについてはGTX1060以上のものも少ないうえに互換性の関係で安定してない面もあるので今回は省いています。
・名称の後にSUPERとついているものはついていないものより少し性能が上がっているものです。ここでは省いています。
CPU(パソコンの頭脳)
続いてのパーツはCPUです。
このパーツでは、コンテンツによっては妥協できるし、妥協できない場合もあるという微妙な立ち位置です。
コスパと予算の折り合いがつく中でできるだけ高性能なものを考えるのがおすすめです。
CPUについて上の推奨スペックを確認するとすべてで
Intel® Core™ i5-4590 以上
となっています
型番 | コア数 (スレッド数) | 性能目安 | 価格(円) | コスパ (価格÷性能目安×10000) |
---|---|---|---|---|
Core i9-9980XE | 18 (36) | 2631 | 240000 | 110 |
Core i9-9900K | 8 (16) | 1828 | 65000 | 281 |
Core i9-9820X | 10 (20) | 1989 | 110000 | 181 |
Core i7-9700K | 8 (8) | 1586 | 50000 | 317 |
Core i7-8700K | 6 (12) | 1461 | 40000 | 365 |
Core i7-8700 | 6 (12) | 1372 | 40000 | 343 |
Core i5-9600K | 6 (6) | 1202 | 32000 | 376 |
Core i5-8500 | 6 (6) | 1081 | 27000 | 400 |
Core i5-7500 | 4 (4) | 706 | 25000 | 282 |
Core i5-4590 | 4 (4) | 643 | 30000 | 214 |
先ほどを同じように上の表を見てみると一般的に現時点では高性能になればなるほどコストパフォーマンスが下がるという傾向にあるようです。
コストパフォーマンスから考えて最も高いのは
Core i5-8500
となります。
コスパから考えるとCore i5-8500が正解ということになりますが、個人的には予算に余裕があるのであれば
Core i7-8700以上
を選ぶとこれからさらに処理の重いゲームが出ても長く使えると思います。
結論
・コスパから考えると Core i5-8500
・もし予算が許すならば Core i7-8700以上 でも良い
Ryzenについては先ほどと同様互換性の関係で安定してない面もあるので今回は省いています。
メモリ (作業台の広さ)
続いてはメモリについて考えます。
メモリとは簡単に言うと作業台の広さ。
作業台が狭ければどれだけ優秀な人でも同時にたくさんの作業をこなすことはできないですよね。
よってVRをプレイするときでもVRのコンテンツが余裕をもって乗り切る机の広さでないといけません。
上の推奨スペックを確認すると
4 GB RAM以上 と 8 GB RAM以上
の条件がありますが、これから$GB RAMではさすがに心もとないですし、値段もそこまで差がないのでここでは
8 GB RAM以上 で考える
というのが結論ですね。
結論
・8 GB RAM以上でok
・予算が許す範囲で16 GB RAMくらいあっても良い、それ以上は不必要
ビデオ出力
ビデオ出力について上の推奨スペック表を確認してみると、
HDMI や DisplayPortが必要となっています。(バージョンに関してはあまりにも古いものを買わなければ大丈夫)
これからゲーミングPCの中でコスパを重視して選んでいきますが、
HDMIもDisplayPortもゲーミングPCの中ではかなり一般的な出力なので、もちろん買う前に確認は必須ですがほとんどの場合どちらも搭載しているでしょう。
注意ポイント
Oculus RiftはHDMI出力でしたが、Oculus Rift SはDisplayPortに変更されています。
そのため、HDMIしかないPCではOculus Rift Sを利用できません。
海外ニュースサイトのUploadVRでの検証によると、変換アダプターを使用してノートPCのHDMI端子をDisplayPortに変換しても動作しなかったということです。
この件に関してFacebookに確認したところ
「動作確認できているHDMI→DisplayPort変換アダプターはない、PC本体にDisplayPortが付いてないなら、動作保証はできない」
という回答だったので、特にこれからVRとVR用のPCを購入する前にはしっかり確認しましょう
USBポート
USBポートに関してもビデオ出力と同様確実にどのゲーミングPCにも搭載されています。
唯一注意にすべき点と言えば
USB 2.0ポート や USB 3.0ポート がある中で
最新のUSB 3.0ポートが搭載されているものを選ぶべきです。
ポートの数は後からでも増設できるのでそこまで気にする必要はありませんが、できればPC本体の前面に多くUSBポートがあるとVRに限らず何かと便利です。
注意ポイント
最近発売されたVR、例えばOculus RIft S に関してはUSB 3.0ポートが必須となっているので要注意です
また、Oculus Link に関してもビデオ出力が不要な代わりにUSB3.0ポートが1つ必須です。
コスパ重視実際に選んでみた
さて、これで各パーツごとの選び方の確認が終わり
ここからはさきほどの選び方を考えつつコスパ重視でVRに使うPCを選んでいこうと思います。
ここからはコスパを重視し、おすすめランキングという形で紹介していきます。
(自作という手もありますが、最初の一台で自作は動作確認や、経験不足などの面から言ってやめておくのが賢明です。)
最安値を狙うならこれ
スペック
- インテル® Core™ i5-10400 プロセッサー
- NVIDIA® GeForce® GTX 1660Ti 【キャンペーン 10月19日まで】GeForce RTX2060に無料アップグレード!
- 8GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx1)
- 240GB SSD (SATAIII接続 / 6Gbps)
- ASUS PRIME H470-PLUS (ATX)
- Windows 10 Home
ポイント
先ほどの推奨スペックを満たす構成かつ最安値を狙うならこの辺りになるでしょう。
推奨スペックのほかにもSSDの搭載はVRを使う上でも大きなプラスになるので、SSDがしっかり240GBついているのは心強いです。
光学ドライブ(DVDを読み込んだりするパーツ)もついているので、VR以外の用途でも不便なく使うことができるでしょう。
バランスとれて15万以下ならこれ
スペック
- インテル® Core™ i7-9700 プロセッサー
- NVIDIA® GeForce RTX™ 2060
- 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2)
- 240GB SSD (SATAIII接続 / 6Gbps)
+ 1TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps) - ASUS PRIME H370-A (ATX)
- Windows 10 Home
ポイント
15万円以下でCPUはi7-9700でGPUはGeForce RTX™ 2060、その他もメモリ容量ストレージ何も問題ない構成となっているので、能力不足であったりどこかのパーツが足を引っ張るということはまずないでしょう。
もう一段階上のグラフィック性能を目指すならこれ
スペック
- インテル® Core™ i7-9700K プロセッサー
- NVIDIA® GeForce RTX™ 2070 SUPER
- 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2)
- 240GB SSD (SATAIII接続 / 6Gbps)
+ 1TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps) - ASUS PRIME H370-A (ATX)
- Windows 10 Home
ポイント
上で紹介した2つより一段階GPUやその他の性能が上がったのがこの構成です。
予算にもう少し余裕がある人などはこちらを選ぶとこれからグラフィックの上がった最新ゲームなどが出ても長い間現役で使えるでしょう。
光学ドライブ(DVDを読み込んだりするパーツ)もついているので、VR以外の用途でも不便なく使うことができます。
RTX 2080SUPERとCore™ i9-10900K搭載で最強の性能を求めるならこれ
スペック
- インテル® Core™ i9-10900K プロセッサー
- NVIDIA® GeForce RTX™ 2080 SUPER
- 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2)
- 500GB SSD (NVMe接続)
+ 2TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps) - ASUS TUF GAMING Z490-PLUS (WI-FI) (ATX)
- Windows 10 Home
ポイント
最後にRTX 2080SUPERとCore™ i9-10900K を搭載した最強PCを紹介しておきます。
金額的にはかなり跳ねますが、現在のVRの推奨スペックから見てもかなりの余裕があるため長く使い続けるという面ではコスパが良いと言えます。
もはやここまでくると必要スペックを満たすというよりは今あるVRコンテンツを現状最高設定でプレイできるレベルなのでそう言った最先端を求めている人におすすめです。
10万円以下で選ぶ
G-GEAR GA3A-B200/T2 税込95800円
スペック
- AMD Ryzen™ 3 3100
- NVIDIA® GeForce® GTX 1660Ti
- 8GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx1)
- 240GB SSD (SATAIII接続 / 6Gbps)
- ASUS PRIME B450-PLUS (ATX)
- Windows 10 Home
まず最初に紹介するのはこのGA3A-B200/T2です。
10万円以下ということで、まず第一に譲れない条件を満たしているものを選びました。
VR用PCでは特にグラフィック性能が重要となってきます。
そこで、上記の選び方のサイトで紹介したようにGTX1060以上の性能が推奨されているので、それを満たすようなグラフィックボードを搭載したものを紹介します。
このGA3A-B200/T2ではグラフィックボードは
NVIDIA® GeForce® GTX 1660Ti
となっているので、下の表を確認してもらえればわかる通りGTX1060以上の性能という条件をしっかり満たしてくれています。
(参考 https://thehikaku.net/pc/game/19geforce-gtx1650.html)
またそれ以外にも、ストレージにSSDが搭載されているなど、VRのコンテンツを楽しむうえで重要なパーツも揃っているので10万円以下で購入できるとは思えないほどのものとなっています。
15万円以下で選ぶ
G-GEAR GA7J-D194/T 税込146800円
スペック
- インテル® Core™ i7-9700 プロセッサー
- NVIDIA® GeForce RTX™ 2060
- 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2)
- 240GB SSD (SATAIII接続 / 6Gbps)
+ 1TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps) - ASUS PRIME H370-A (ATX)
- Windows 10 Home
次に紹介するのはGA7J-D194/Tです。
こちらのグラフィックボードも
NVIDIA® GeForce RTX™ 2060
となっているため、必要な条件をしっかり満たしています。
また、最初に紹介したGA3A-B200/T2との違いはメモリが 8GB から 16GB DDR4 SDRAM にアップグレードされている点です。
VR用PCにおいてメモリは8GB以上が推奨されているので、8GBでも問題なくVRコンテンツを楽しむことは出来ますが、今後より重いコンテンツが発表されたときに備えて16GBを選ぶのも一つの手でしょう。
GA5A-D194/T 税込128480円
【キャンペーン 10月19日まで】GeForce RTX2070に無料アップグレード!
+13,200円(税込)でRTX2070SUPER + 650W電源にアップグレード!
スペック
- AMD Ryzen™ 5 3600
- NVIDIA® GeForce RTX™ 2060
- 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2)
- 240GB SSD (SATAIII接続 / 6Gbps)
+ 1TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps) - ASUS PRIME B450-PLUS (ATX)
- Windows 10 Home
10万以上のPCとなってくるとどのPCもGTX1060以上の性能は必ず満たすことができるようになります。
そこで、この価格帯で購入を考えるときはグラフィック部分を出来るだけ高性能なものにするのか、それともそれ以外のパーツにお金を回して全体としてのバランスを向上させるのかということになると思います。
このGA5A-D194/T では特にグラフィック性能を優先していますが、その他も必要な条件をしっかり満たしていて15万以内の中で最もコスパ良く低価格になっています。
一般的なハードディスクより読み込みの早いSSDもしっかり240GB搭載してあり、3Dゲーム等読み込みによるストレスが起きにくくなっているのもポイントです。
GA7A-W200/T 税込149800円
スペック
- AMD Ryzen™ 7 3700X
- AMD Radeon™ RX 5700 XT
- 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2)
- 500GB SSD (SATAIII接続 / 6Gbps)
- ASUS PRIME B450-PLUS (ATX)
- Windows 10 Home
次に紹介するのはGA7A-W200/T です。
このPCで注目すべきはGPUに
AMD Radeon™ RX 5700 XT
を搭載している点です。
AMDのGPUというとあまり馴染がなく、性能的にどの程度なのかと言うのがわかりにくい人も多いと思います。
そこでDirectX12ゲーム性能を数値として比較できる「TimeSpy」を利用した下の比較グラフを見てみると
およそRTX2070と同様、またGTX1080Tiを超えています。
その他にもメモリ、ストレージ等かなり余裕を持った構成なのでこの価格帯で考えている人にとっては大きな選択肢になりそうです。
GA5A-V200/T2 税込119800円
【価格改定】さらにお求めやすくなりました
更に DDR4 32GBに無償アップグレード!
スペック
- AMD Ryzen™ 5 3600
- AMD Radeon™ RX 5600 XT
- 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2)
- 500GB SSD (SATAIII接続 / 6Gbps)
- ASUS PRIME B450-PLUS (ATX)
- Windows 10 Home
このPCのグラフィック部分は
AMD Radeon™ RX 5600 XT
となっており、その性能は上で紹介したように数値として比較すると
GeForce RTX 2060 とほぼ同等の性能があります。
この性能があればもちろん必要なグラフィック性能を満たすだけでなく、メモリは16GB、ストレージにはSSDを500GB 搭載と十分な性能になっています。
20万円以下で選ぶ
GA7J-F194/T 税込173580円
スペック
- インテル® Core™ i7-9700K プロセッサー
- NVIDIA® GeForce RTX™ 2070 SUPER
- 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2)
- 240GB SSD (SATAIII接続 / 6Gbps)
+ 1TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps) - ASUS PRIME H370-A (ATX)
- Windows 10 Home
15万円以上20万円以下で予算を考えることができるなら、かなり余裕を持った性能のPCから探すことができるようになります。
この価格帯だと、バランスを考えるとグラフィック部分はRTX 2070~2080あたりになってきます。
どちらも最新の2000番台でなおかつ高性能な部類に入るのでVRゲームであってもかなりの余力を持った状態で楽しめると言えます。
グラフィック部分はRTX2070 superと申し分なく、メモリ、ストレージもゲーム以外の用途で重い負荷のあるものでも全く問題ない構成となっています。
この価格帯で考えるなら、まず最初に候補に入るであろうゲーミングPCです。
GA7J-H194/ZT 税込181280円
スペック
- インテル® Core™ i7-9700K プロセッサー
- NVIDIA® GeForce RTX™ 2070 SUPER
- 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2)
- 500GB SSD (M.2規格 / NVMe接続)(無償アップグレード)
+ 1TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps) - ASUS TUF Z390-PLUS GAMING (ATX)
- Windows 10 Home
先ほど紹介したGA7J-F194/Tと比べるとSSDの容量が240GBから500GBになっています。
そのため価格としては税抜きで1万円程高くなっていますが、最近のVRゲームやPCゲーム全般はかなり容量の大きいものが多いのでこれから沢山プレイする予定の人はこちらを選んでおくとわざわざ増設する手間が省けて良いでしょう。
GA7A-H194/XT 税込194800円
スペック
- AMD Ryzen™ 7 3700X
- NVIDIA® GeForce RTX™ 2070 SUPER
- 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2)
- 500GB SSD (M.2規格 / NVMe接続)
+ 2TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps) - ASRock X570 Steel Legend (ATX)
- Windows 10 Home
最初に紹介したGA7J-H194/ZTと比較してPCの頭脳であるCPU部分がより高性能なものとなっています。20万円以下で最後に紹介するのは、GALLERIA ZFとなります。
このPCのCPUは
AMD Ryzen™ 7 3700X
となっていますが、それをGA7J-H194/ZTのCPUであった
インテル® Core™ i7-9700K プロセッサー
と比較すると下のグラフのようになります。
ゲームに関してCPUが高性能であると、特に対戦型のゲームで一瞬のやりとりで勝敗が決まるようなものの場合有利になります。
この理由から、これからVRでも増えていくであろう人対人の対戦型ゲームを楽しみたいという人はこの高性能なCPUを搭載したPCを考えても良いと思います。
20万円以上
GA9J-J194/ZT 税込230780円
スペック
- インテル® Core™ i9-9900K プロセッサー
- NVIDIA® GeForce RTX™ 2080 SUPER
- 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2)
- 500GB SSD (M.2規格 / NVMe接続)
+ 2TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps) - ASUS TUF Z390-PLUS GAMING (ATX)
- Windows 10 Home
20万円以上となってくると、もはやコスパというよりは今発売されているものの中で最も良いものを使いたいという範囲に入ってくると思います。
このPCではグラフィック部分がGeForce RTX 2080 SUPERと一般的には最も高性能部類なものとなっています。
この性能だとかなり時間が経っても最前線で使用できるものとなっているし、言うまでもなく現在この性能で不足するようなものは存在しないので予算が許すのであればまず失敗はしないであろうPCです。
GA7J-I202/ZT 税込247280円
スペック
- インテル® Core™ i7-10700K プロセッサー
- NVIDIA® GeForce RTX™ 3080
- 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2)
- 500GB SSD (NVMe接続)
+ 2TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps) - ASUS TUF GAMING Z490-PLUS (WI-FI) (ATX)
- Windows 10 Home
d (ATX)
- Windows 10 Home
正直欲しいものを限界まで積んだようなPCとなっているので、予算を考えず最も良いものをという人におすすめです。
GPUに関しては
NVIDIA® GeForce RTX™ 3080
と最新のものを搭載しておりその性能はRTX 2080 ti をも超えています。
もしこのPCを買おうと考えている財布の厚い方は、買う前に細かいカスタマイズが出来るので長く使うという意味もあってSSDの容量を1TBにしておくと良いでしょう。
まとめ
まとめ
・推奨スペックを確認して、満たしているものを選ぶ。
・正しくパーツごとの特性を理解していれば賢く買い物ができる。
・少し余裕のあるスペックのものを選んでおくと長く使えて結果的にコスパ◎