VR

【2020年最新版】VRの選び方とおすすめ【徹底解説】

 

初心者に自分に合ったVRを見つけてもらうため様々な選び方とそれに適したVRを紹介していこうと思います。

このページの利用する前に下の項目を考えておくとVR選びがスムーズになります。

・自分がVRを使って何をしたいかを明確にする

・そのために用意できる金額について

また、今回の流れとしては

流れ

・VRの種類を知る

・VRでやりたいことを決める

・予算から決める

・決めた種類のVRの中から最適なものを選ぶ

の順番に見ていきます。

 

VRには3種類ある

 

まずVRの種類について大雑把に確認しておきましょう。

1 PCに接続する高性能VR


【国内正規品】VIVE HMD VRヘッドマウントディスプレイ HTC VIVE


【正規輸入品】Oculus Rift S (オキュラス リフト エス)


HP Reverb Virtual Reality Headset - Pro Edition
 

 

 

PCに接続するタイプは映像などに関する処理をすべてPCで行うためVRの中では最も高性能な部類に入ります。

そのため、要求されるPCのスペックもかなり高く、1から揃えようと思うとかなりの予算が必要になりますがその分最高のVR体験をすることができます。

 

 2  単体で動作するVR(一体型VR)


Oculus Go - 32 GB


【正規輸入品】Oculus Quest (オキュラス クエスト)- 64GB

 


Oculus Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—64GB

 

 

最近この単体で動作するVRがかなり注目されています。

1のPCに接続するタイプと3のスマホをセットするタイプの中間といったポジションで、ものすごく重い処理はできないもののスマホをセットして利用するVRよりは画質や性能は格段に良く、PCに接続する高性能VRに比べて予算が5分の1程度とコストパフォーマンスで言えば最も高いです。

2020年10月13日完全上位互換となるOculus Quest2が発売され、現時点で独立型を選択するならQuest2一択の状況です

 

 3    スマホをセットして利用するVR(スマホVR)

 


Canbor VRゴーグル VRヘッドセット3D VRメガネ 4.0-6.3インチのiPhone androidなどのスマホ対応 Bluetoothコントローラ付き


Canbor VR ゴーグル VRヘッドセット メガネ 3D ゲーム 映画 Bluetoothコントローラ付き 受話可能4.7-6.2インチのiPhone Samsungなどのスマホ対応 黒


改善版 VeeR 3D VRゴーグル ヘッドホン Bluetoothコントローラ VRゲーム 4.7~6.3インチ iOSアンドロイド iPhonex 6/7/8 plus HUAWEI Xperiaなど 全スマホ機種対応 VRゴーグル用マスク10枚入付属 家族と共有でき 画質アップ

 

スマホをセットして利用するタイプのVRは、最も手軽にVRが楽しめるのが最大のメリットです。

買おうと思えば家電量販店や雑貨屋、100円ショップなどでも買うことができます。

デメリットとしては、VRの質がスマホの性能に依存する点と、やはり性能面で限界があるので高画質な映像やハイクオリティーなゲームなどはまず期待できないという点です。

 

 

やりたいコンテンツから選ぶ

 

やはり最初に考えるべきはVRを使って何をしたいのかということです。それによって選ぶべきものはほとんど決まるでしょう。

 

現在最高品質のゲームを遊びたい(Playstation含む)

steamなどPC用VR向けゲームを遊ぶためにはかなりのスペックがPC、VR共に要求されます。そのため先ほど紹介したPCに接続するタイプのVRというものが必要になります。

また、必要な予算としては1から揃える場合

最も安く抑える場合 :   VR本体(5万)+PC代(9万)= 14万前後

最高品質を期待する場合 : VR本体 (14万)+ PC代(17万) = 30万前後

となります。

しかし個人的には現段階で最も安く抑える場合と、最高品質を期待する場合で、値段ほどのVR体験の差が出ないと考えていますので、最高20万用意できれば不満なくVRを楽しめると思います。

PC用VR向けゲームのプラットフォームは何種類かあるので、細かく見ていきます。

(Oculus Rift に関してはOculus storeでなくともsteamのゲームもほどんど利用できます)

steamで遊びたい場合

Beat Saber

 

 

 

Fallout 4 VR

Skyrim VR

VRカノジョ

など

基本的にどのPC用VRをとってもsteamのゲームはほとんど遊べるので、個人製作かつ、よほどマイナーゲームを好んでやる人以外はsteamが遊べるかどうかは判断材料にはならないです。(PSVRは除く

 

Oculus store で遊びたい場合

アリゾナサンシャイン

BOXVR

Lone Echo

Shadow Legend VR

など

Oculus storeは名前の通りOculus シリーズのみが遊べるプラットフォームになります。

独自のゲームも多くクオリティーが高いものが多いのが特徴です。

 

Windows Mixed Realityで遊びたい場合

Gravity Lab

Halo Recruit

他にも360 Viewer  , Easy Map 3Dなど地図系アプリ

など

Windows Mixed Realityが使えるのはWindows MR系列のVRのみです。

Windows Mixed Realityではゲームというよりアプリの種類が多いです。

このようなMap系のアプリなどを使いたいというのであれば選択肢に入るでしょう。

Playstation store で遊びたい場合

Beat Saber(steamと同じもの)

Job simulator

Superhot VR

PlayStation VR Worlds

など

Playstation VR (PSVR)に関しては知っている人も多いと思います。

PC向けVR用の中に入れるかどうか迷いましたがPSVRはPlaystation Storeのコンテンツのみがプレイ可能なので、ラインナップをよく確認しておきましょう。

 

映画やドラマなどを仮想の大きな画面で楽しみたい

 

この場合は2パターンの選び方があります。

1つはPCに接続するタイプのVRです。予算が合えばですが、大は小を兼ねることもあり実際このタイプを選んでおけばまず間違いはありません。

そしてもう1つが単体で動作するVRです。

【正規輸入品】Oculus Go (オキュラスゴー) - 64 GB


【正規輸入品】Oculus Quest (オキュラス クエスト)- 64GB


Oculus Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—64GB

今のところこのタイプはOculus Go のみですが、初期費用が安く済む割に映画やドラマといったものを大画面で鑑賞するのに最適だというレビューも多くあるのでこのような映像を視ることが主な目的であればこちらの単体で動作するVRを選ぶのが経済的です。

 

VRを体感できるゲームを手軽に楽しみたい


Canbor VRゴーグル VRヘッドセット3D VRメガネ 4.0-6.3インチのiPhone androidなどのスマホ対応 Bluetoothコントローラ付き

まずVRというものを体感してみたいという人は予算にもよりますが単体で動作するVRか、スマホをセットして利用するVRが最適です。

この2つのタイプのVRでも今ではゲームや動画コンテンツなど体験するには十分すぎるほどのコンテンツが充実しているので予算に相談しつつこのどちらかを選ぶのが良いでしょう。

360°で撮影された(撮影した)コンテンツを鑑賞したい


RICOH THETA S 360度 全天球カメラ 910720

最近動画をこの360°で撮影するものが流行っています。例として挙げるならRICOH THETAなどがありますが、このようなカメラで撮影したものを鑑賞したいというのであればスマホVRが最適です。

私自身もRICOH THETAで撮影した動画や写真をスマホVRで鑑賞することがありますが、品質上全く問題なくまるでそこに実際にいるかのように感じることができます。

 

 

予算から選ぶ

 

次に予算から自分に合ったVRを見つけていきましょう。

~1万円

10,000円以下でVRを楽しみたい方にはスマホVRがおすすめです。

スマホVRと一言で言ってもかなりの種類があってその性能にもばらつきがあるので失敗しないように選ばないといけませんが、適切な製品を選べば1万円以下とは言えかなり充実したVR体験が期待できます。

 

1~5万円

次に1~5万円で考えている人には高性能なスマホVR一体型VRが適しています。

高性能なスマホVRでは1万円を超えるものがいくつかありますが、やはり値段だけあってスマホVRの中では最上の性能を発揮してくれます。

そしてもう一つの一体型VRですが現時点ではこのタイプはOculus GoOculus Quest の二択となっています。

この二つでは今後のコンテンツ量、コストパフォーマンスの面からOculus Questを強くお勧めします。

価格としてかなり安く抑えられているにもかかわらず一体型VRはトラッキング能力も高いためコンテンツによってはPCに接続するタイプと同等のVR体験ができます

 

5~10万円

この価格帯が正直一番難しいのですが、考えうるパターンとしてはPCに接続するタイプで最安値を狙い、用意するPCのスペックを最低限にすることでなんとか10万以下に抑えることも可能かと思われます。

しかしこの選び方をするとPCに接続するタイプなのにその性能を発揮できず、もしかしたら一番コスパの悪い選び方になってしまうかもしれないで個人的にはおすすめできません

「PCに接続するタイプなら最低でも10万、それ以外なら5万以下で」というのがコスパから見た時には正しい選び方と言えるでしょう。

 

10~万円

この予算を用意できるならPCに接続するタイプ一択です。

PCに接続するタイプにも様々な価格のもので性能も様々なので、自分のプレイしたいゲームやコンテンツが快適にできるものを選ぶとよいでしょう。

 

PC接続型VRの選び方

2020年は一年前だれも予想していなかったコロナの影響で家で過ごす時間が大幅に増えました。

そこで家でも楽しめるコンテンツとして、Netflixどうぶつの森などが今大流行しているようですが実はVRも密かに流行の兆しがあります。

その証拠に去年発売されているVRを購入しようとしらべてみるとそのほとんどが在庫切れで入荷待ちとなっています。

去年でもかなりの品薄と言われていたところにこのコロナ情勢なのでこれから購入したい人は在庫状況を小まめに確認するのが良いでしょう。

そのVRの中でも本格的なVR体験ができるPCと接続するタイプのVRを紹介していきます。

 

PC接続型と独立型の違い

PC接続型と何も接続せずに使用する独立型の違いを紹介していきます。

まず例として一つずつ紹介しておくと

PC接続型 Oculus Rift S


Oculus Rift S PC接続専用 高性能VRヘッドセット&コントローラー

独立型 Oculus Quest


【正規輸入品】Oculus Quest (オキュラス クエスト)- 128GB


Oculus Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—64GB

 

まずこの2つの種類の一番の違いはその名前の通りPCに接続するかしないかで映像の処理を行う場所が変わるということです。

PC接続型ではPC内で映像などの処理を行うため、処理能力はPCによって左右されますが一般的にVRよりは高性能です

そのため用意したPCの処理能力が高ければ高いほどVRコンテンツの質も高くなり、VRはその映像を出力するディスプレイのような役割のみをすることになります。

一方で独立型は処理もすべてそのVR内で完結させるためPC接続型よりはどうしても性能が落ち、画質なども荒くなる傾向があります。

その処理能力の違いから独立型では遊ぶことのできるコンテンツが一部限られてきます。

最新の高い処理能力を必要とするゲームなどは現在ではPC接続型のみでしか利用することができません。

その例としては下のようなものがあります。

Half-Life: Alyx (2020.3.24発売)

PC用VRシューター「Half-Life: Alyx」価格は6,290円(税込)

対応ハードウェアは、Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift、Windows Mixed Reality

Asgard's Wrath (2020.10.10発売)

価格は3,990円(税込)

対応ハードウェアは、Oculus Rift、Oculus Rift S

対応ハードウェアはすべてPC接続型となっており、Occlus Link 含め独立型ではこのような最新のゲームが遊ぶことができません。

まとめるとPC接続型と独立型の違いは

 

PC接続型

・ PCで処理するため処理能力が高い

・ VR用コンテンツすべて利用可能

・ 種類が豊富

・ VRの他に高い性能のPCが必要

独立型

・ VRの中で処理するため処理能力が低い

・ 一部利用できないコンテンツあり

・ 種類が少ない

・ 本体のみで利用可能

 

接続するPCに必要な性能

さきほど、くどい程接続するPCが必要だと言いましたがその接続するPCはどのようなPCなのかというのが気になると思います。

一般的にあまりPCに詳しくない人はPCを買うというと近所の電化製品店に並んでいるものから選ぶと思いますが、

VRのコンテンツを動かすために必要なPCはそのような大衆向けのPCとは少し違います。

その違いとは映像処理のパーツであるGPU(グラフィックボード)の性能です。

このパーツがあるかないか、高性能かそうでないかでVRのような映像を楽しむコンテンツの質が大きく変わってきます。

名称ビデオメモリ性能目安値段目安(円)コスパ
(性能目安÷値段目安×10000)
RTX2080Ti11GB105316000065
RTX20808GB8989000099
RTX20708GB87160000145
RTX20606GB85545000190
GTX1080Ti11GB90985000106
GTX10808GB71510000072
GTX1070Ti8GB6607000094
GTX10708GB59440000149
GTX16606GB54625000218
GTX10606GB44125000176
GTX10603GB41025000164

(参考 https://www.dospara.co.jp/5shopping/share.php?contents=vga_def_parts)

上の表がGPUの性能、価格、そこから算出したコスパを比較したものになります。

VRを接続するPCの場合、ほとんどが推奨スペックとしてGTX1060以上を要求しています。

しかし、GTX1060あれば十分という意味ではなく実際は最近のコンテンツのボリュームや質が向上しているのもあってGTX1070以上は最低でも欲しいところです。

またGPU以外にも選び方は細かくあるので興味のある人は下の記事を参考にしてください。

あと

「そんな細かいことはいいからVRが快適に遊べるPCを教えてくれ!」

という人にもおすすめPCを紹介しているので是非参考に。

【これを選べば大丈夫】VRに最適なPCの選び方とおすすめ【Oculus Link対応】

  PCを使用したVRを始めようと思ったときにVRデバイスの他に考えなければならないのがVRに最適なPC選びです。 VRでVRchatとかskyrimとかやってみたいけどPCどれを買えば良い ...

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注意ポイント

VR用PCと便宜上書いていますが要するにグラフィック性能が普通のものより高いPCということで、

もちろんVR以外の用途にも問題なく使えます。

 

 

 

現在発売されているPC接続型VRの種類一覧

 

現在発売されている中でも2020年現在買うとすればこの中からというVRを紹介していきます。

 

Oculus Rift S


Oculus Rift S PC接続専用 高性能VRヘッドセット&コントローラー

 

まず紹介するのはOculus Riftの後継機種として2019年に発売されたOculus Rift S です。

その性能はOculus Rift と比べても大幅に改良されており現在PC接続型でコスパ重視で選ぶならまず最初に候補になります。

Riftとの違い、Questとの違いは下の記事を参考にしてください。

【Oculus Rift 新型】Rift Sの性能を徹底解説【Oculusシリーズと比較】

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HTC VIVE


【国内正規品】 HTC VIVE (コンシューマーエディション)

 

次に紹介するのはPC接続型のVRで多少知識のある人ならまず最初に思いつくであろうHTC VIVEです。

上のグラフの通り現在もsteamのvrデバイス使用率でトップを維持しているこのHTC VIVEですが、実は発売されたのは2016年とちょうど4年前になります。

そのころはVRと言えばこのHTC VIVE と Oculus Riftの二択という状況で、その2つのうちでより高性能であったHTC VIVEが多くの人に選ばれていました。

特徴としてはVRの傾きや位置を検知する方法がアウトサイドイン方式、つまり外部にセンサーを2つ設置するという方法であるということです。

昔はこの方法でないと正確なトラッキングができなかったためほぼすべてのVRがこの方法でしたが、設置が面倒な点や余分にコストがかかる点など問題もあるため最近ではセンサーがVR内に内蔵されたタイプも増えてきています。

しかし現在でも当時より大幅に値段も下がり、現役で使える性能なため選択肢の一つになるでしょう。

HTC VIVE Pro


  HTC VIVE PRO
 

さきほど紹介したHTC VIVE の後継機種として発売されたのがこのHTC VIVE PROです。

HTC VIVE より価格はかなり上がるものの性能面で言えば2020年現在最も高い部類に入ります。

まさにヘビーユーザーのための構成と言えるようなスペックになっておりこれからVRを本気で楽しみたい人や、財布がタウンページ位厚い人におすすめします。

HTC VIVE Cosmos Elite


【国内正規品】HTC VIVE Cosmos Elite

 

2020年3月に発売された一番新しいVRがこのHTC VIVE Cosmos Eliteです。

VIVE Cosmos シリーズがどのような意図で開発されたかというと、特に最新の3Dゲームなどの魅力を100%引き出した上でユーザー、主にゲーマー目線に立って今求められているものを作ったようです。

上で紹介した初代のVIVEよりも88%解像度を向上させた、合計2880 x 1700ピクセルの高解像度ディスプレイでバーチャル世界を体験できます。

これまでと違った新しいLCDパネル(液晶パネル)はピクセル間の距離が短く、スクリーンドア効果を最小限に抑えます。

メモ

スクリーンドア効果とは・・・ピクセル間の距離が離れていることによって画面が網目状に見える現象(下は初代VIVEで問題となっていたスクリーンドア効果)

他の特徴としてはHTC VIVEと同じように外部にセンサー(ベースステーション)が必要ですが、そのお陰で15㎡のルームスケーリングという空間を認識して高い感度で自由に遊びまわることが出来ます。

 

Valve Index

Valve Index 

2019年最もVR業界を騒がせたのはこのVRではないでしょうか。

Valve Index はあの有名なsteamを運営するValve Corporationが開発した最新のハイスペックVRです。

その主な特徴としては

・ 片眼1440×1600(両目で2880×1600)、フルRGBLCD(液晶ディスプレイ)の最高レベルの画質

・ 最大120Hzの最高レベルのリフレッシュレート

・ 固定レーザーを1秒間に100回掃引させる高精度Steam VR トラッキング

正直最新のVRゲームをする以外では持て余す程の性能ですが、逆に言えば今後何年間かは最先端を走り続けると思うので長く使えるとも言えます。

 

 

Winsows MR HP Reverb


HP Reverb Virtual Reality Headset - Pro Edition
 

 

Windows MR(Mixed Reality)にはHP以外にも富士通やacerなど色々な会社から製品が発売されていますが、現時点ではこのHPが開発したReverbが最も評価されているのでHP Reverbに絞って紹介します。

数年前までVRと言えばHTC VIVE かOculus Rift でWindows MRはオマケのような扱いでしたが2019年に発売されたこのHP Reverbによってその構図は大きく変化しました。

詳しく知りたい方は下の記事を是非参考にしてください。

【最強画質】HP Reverb を他のVRとスペック徹底比較

  2019年に発売されたVRにはOculus Rift S、Oculus Quest 、HP Reverbとそれぞれ個性のあるものがそろっています。 その中でこれまでのハイエンドVRと言え ...

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PC接続型VRの選び方

 

さて、ここまででPC接続型のVRについては大体わかったと思います。

ここからはそのPC接続型の中での選び方を紹介していきます。

 

自分のやりたいことができるか

VRで主にできることと言えば

・VR用の最高品質のゲームをプレイ

・映画やドラマを映画館のような大きな画面で楽しみたい

・360度で撮影された(撮影した)コンテンツを楽しみたい

などが主になると思います。

この中で

・映画やドラマを映画館のような大きな画面で楽しみたい

・360度で撮影された(撮影した)コンテンツを楽しみたい

についてはVR接続型のVRであればどのVRを使用してもそこまでの差はなく快適に楽しめると思うので選ぶときに考慮する必要はあまりありません。(敢えてあげるなら画質ですが、それについてはこの後解説します)

最も差が出るのはやはり

・VR用の最高品質のゲームをプレイ

をしたいと考えたとき、PCでゲームをする人ならよくわかると思いますがVRと接続するPCによってどのような画質、クオリティーで楽しめるかが大きく変わってきます。

 

大まかにスペックから見ていく

まず大まかなスペックから確認していきます。(Oculus GO , Oculus Quest , PSVRは除く)

全VRスペック比較表

国内価格(税込)
単位円
解像度(片目あたり)リフレッシュレート(単位Hz)視野角(単位°)重量(単位g)接続機器トラッキング方式プラットフォーム
VIVE CosmosElite

VIVE CosmosElite (99HART006-00)
1200001440 x 1700110PCアウトサイドイン方式steam等
Windows MR (Odyssey除く)

Dell ヘッドマウントディスプレイ Dell Visor with Controllers VRP100/Windows MR/VR/AR
540001440×1440
(LCD)
90 105450
PCインサイドアウト方式(外部センサー不要)Windows Mixed Reality
Steam
HTC Vive Pro

HTC VIVE PRO 99HANW009-00
1450002880×1600(有機EL)90110765PCアウトサイドイン方式
(付属の赤外線センサーを使用)
Steam
viveport
VALVE INDEX

VALVE INDEX
140000デュアル1440 x 1600RGB LCDディスプレイ
(フルRGB /ピクセル、超低残光グローバルバックライト照明(144Hzで0.330ms))
144130748PCアウトサイドイン方式
(付属のベースステーションを使用)
steam
PSVR

PlayStation VR Special Offer
370001920 ×1080
(有機EL)
120100600PS4アウトサイドイン方式(付属のPlayStation Cameraを使用)PlayStation Store
Odyssey

HMD Odyssey VR Headset
550002880 x 1600(有機EL)90110590PCインサイドアウト方式(内臓ジャイロ・カメラ)Windows Mixed Reality
Steam
Oculus Rift

Oculus Rift
450001080×1200
(有機EL)
90110470PCアウトサイドイン方式
(付属の赤外線センサーを使用)
Oculus Store
Steam
Oculus Rift S

【正規輸入品】Oculus Rift S (オキュラス リフト エス)
500001280×1440
(液晶パネル)
80110560PCインサイドアウト方式(外部センサーなし)Oculus Store
Steam
Oculus Quest2

Oculus Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—64GB
380001832 × 1920 液晶LCD90100503なし(PC)インサイドアウト方式
(外部センサーなし)
Oculus Store
Steam
Oculus Quest

【正規輸入品】Oculus Quest (オキュラス クエスト)- 64GB
500001440×1600
(有機EL)
72100470なし(PC)インサイドアウト方式
(外部センサーなし)
Oculus Store
Steam
Oculus Go

Oculus Go - 64 GB
250001780×1440
(WQHD液晶パネル)
72110468なしインサイドアウト方式(内臓ジャイロ)Oculus store
HTC Vive

【国内正規品】 HTC VIVE (コンシューマーエディション) 【Amazon.co.jp限定】オリジナルPC壁紙配信 付
820001080×1200
(有機EL)
90110468PCアウトサイドイン方式
(付属のベースステーションを使用)
Steam
Viveport
HP Reverb
670002160 x 2160
(LCD)
90114450PCインサイドアウト方式(外部センサー不要)Windows Mixed Reality
Steam

この表を見てみると大まかなスペックの差がわかると思います。

もちろん各々の値が高ほどハイスペックになるわけですが、その分もちろん価格も上がるのでこれだけで判断するというわけにはいかないでしょう。

 

画質を比較する

 

上の表で解像度を確認するとわかる通り現時点最高の解像度でいくと

メモ

解像度とは

VRに限らずディスプレイの画面は非常に多くの光の点によって構成されています。

その点が多い程画面はきめ細やかになり解像度が高いと言えます。

 

Winsows MR HP Reverb


HP Reverb Virtual Reality Headset - Pro Edition
 

 

 

HTC VIVE Cosmos Elite


【国内正規品】HTC VIVE Cosmos Elite

Valve Index

Valve Index 

HTC VIVE Pro


  HTC VIVE PRO
 

 

の4つあたりとなるでしょう。

この4つのVRの解像度だと最近Steamで発売されたような最新の3Dゲームでも最高画質で余すとこなく楽しむことができます。

そういった最新のVRゲームを多く遊びたい人などにおすすめです。

その他Oculus Rift S や HTC VIVEなどはこの4つに比べると多少劣りますがゲーム自体は問題なく動くのであとは次に考える予算と照らし合わせて考えるべきでしょう。

 

 

予算

 

どうしても切っても切れないVRのハードルと言えば価格面でしょう。

2016年頃のようなどのVRも10万以上は確実に必要というわかではないにしろ、今でも安い買い物ではありません。

ここではVR自体の価格について考えますがVR用のPCを持っていない人はPCの値段も考慮する必要があります。

コスパ重視で選ぶなら

 

コスパ重視で選ぶとするならば

 

Oculus Rift S


Oculus Rift S PC接続専用 高性能VRヘッドセット&コントローラー

 

Winsows MR HP Reverb


HP Reverb Virtual Reality Headset - Pro Edition
 

 

個人的にはこの2つになると思います。

どちらも最新のインサイドアウト方式というVR単体でトラッキングできる機能もあり

画質も十分最新のゲームを楽しめる性能となっていて

60000円程度で購入できるのでコスパ重視としてはこのあたりでしょう。

 

 

 

初心者おすすめVRとVR用PC

最後にこれからVRを始めたいという人でVR接続型を買いたいという人のために

迷ったらこれを買っておけ というおすすめのVRとVR用PCを紹介します。

ズバリ初心者におすすめするVRは...

Oculus Rift S


Oculus Rift S PC接続専用 高性能VRヘッドセット&コントローラー

 

Oculus Rift S です。

理由としては

・ コスパが優れている

・ 使用者が多く情報が多い

・ VRゲームではOculus Rift S 対応していないことはまずありえない

・ 発売されたのが2019年8月と新しく最新の技術が搭載されている

そして、VR用PCとしておすすめするのは...

GALLERIA XF ガレリア XF  (169,980 円(+税))

OS
Windows 10 Home 64ビット
オフィスソフト
Office なし
Steam
Steamクライアントのインストール
CPU
インテル Core i7-9700K (3.60GHz-4.90GHz/8コア/8スレッド)
CPUファン
静音パックまんぞくコース
CPUグリス
ノーマルグリス
グラフィック機能
NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER 8GB (HDMI x1,DisplayPort x3)
電源
650W 静音電源 (80PLUS BRONZE)
メモリ
16GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/8GBx2/2チャネル)
SSD
Intel 512GB NVMe SSD (660pシリーズ, M.2, QLC)
ハードディスク/SSD
2TB HDD
ハードディスク(追加1)
追加ハードディスク1台目 無し
ハードディスク(追加2)
追加ハードディスク2台目 無し
光学ドライブ
光学ドライブ無し (※カスタマイズで選択可能)
カードリーダー
SDカードリーダー[SD / Micro SD (SDXC対応)]付属
サウンド
マザーボード 標準 オンボードHDサウンド
ケース
ガレリア専用 KTケース (ATX) ≫製品の詳細はこちら
LAN
ギガビットLANポート x1 (マザーボードオンボード)
マザーボード
インテル B365 チップセット ATXマザーボード
PCI-Ex16 x1, PCI-Ex4 x1, PCI-Ex1 x4 / メモリスロット x4 (最大 64GB) / SATA3 x6 / M.2 x2
※M.2_1 ソケットとSATA_2 ポートは排他利用となり、同時に使用はできません。
入出力ポート
前面:USB3.0 x2 背面:USB2.0 x2 USB 3.1 Gen1 x4

 

価格は15万を少し超えてしまいますが、VRと合わせて20万円程度の予算で言えば間違いなくこのPCが最適でしょう。

この価格帯ではGPU(グラフィック部分のパーツ)は GTX 2070~2080であればコスパが良いと言えますが、

このPCではGTX 2070 SUPER を搭載しているので申し分ないです。

もちろん性能も現在ある最高レベルの3Dゲームも問題なく動かすことが出来ます。

また、

GALLERIA XF はゲーミングPCというくくりの中で最も売れているもの  になります。

メモリ、ストレージもゲーム以外の用途で重い負荷のあるものでも全く問題ない構成となっています。

 

 

 

 

 

VR用のPCの選び方

 

PCに接続するタイプのVRを選んだとして、次に考えなくてはならないのがVR用のPCを用意しなければならないということです。

おそらくPCゲームなどを日ごろから嗜んでいる人以外で今持っているPCでVRのコンテンツを楽しめる人はいないでしょう。

そこで下の記事にてかなり詳細にVR用PCの選び方をまとめておきましたので是非参考にしてください。

【これを選べば大丈夫】VRに最適なPCの選び方とおすすめ【Oculus Link対応】

  PCを使用したVRを始めようと思ったときにVRデバイスの他に考えなければならないのがVRに最適なPC選びです。 VRでVRchatとかskyrimとかやってみたいけどPCどれを買えば良い ...

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スマホをセットして利用するVR製品の比較

 

スマホ用VRに関しては無数に酒類があり、一つ一つ試すわけにもいかないので、レビューを参考にして選びましょう。

下にレビュー順にランキングを付けておきましたので参考にしてください。

 

レビュー1位


Canbor VRゴーグル VRヘッドセット3D VRメガネ 4.0-6.3インチのiPhone androidなどのスマホ対応 Bluetoothコントローラ付き

レビュー2位


SAMONIC 3D VRゴーグル 「イヤホン、Bluetoothコントローラ、日本語説明書付属」 (ブラック)

レビュー3位


Gooice 3D VRゴーグル Bluetoothリモコン付属 VRヘッドセット イヤホン 3D動画 ゲーム 映画 映像 効果 4.7~6.2インチ iPhone android などのスマホ対応

 

 

プレゼント用に選ぶ


Oculus Go - 32 GB


【正規輸入品】Oculus Quest (オキュラス クエスト)- 64GB

プレゼント用に選ぶなら Oculus GoOculus Quest になってくるでしょう。

VRを初めて体験する人ならより安価なOculus Go でも喜んでもらえること間違いないですし、なによりその本体以外必要ないというのも強みです。

また、コンテンツに対人ゲームやコミュニケーションをとれるものが用意されているので、自分も1台持っているとさらに楽しめるでしょう。

プレゼントを考えている人がゲームが好きであったり、自分もOculus Questを持っていて一緒にプレイしたい場合などゲームを遊ぶことをメインに考えている場合はOculus Questのほうが適しています。

Oculus Go とOcuulus Questには 容量の差で2パターンありますが少ないほうで充分です。

2020年10月13日Oculus Quest後継機としてQuest2が発売されました

プレゼント用では遊ぶのにPCの必要ない独立型が良いと紹介しましたが、その中で最新機種としてOculus Quest2が発売されています。

細かなQuestとの変更点などは下の記事を参考にしてもらえればわかると思いますが、価格が下がったのにかかわらず性能としては完全上位互換なので2020年10月に選ぶならこの機種一択となります。

【2020年最新版】Oculus Quest2,Quest対応の新作ゲーム一覧

  2020年9月26日に開催されたFacebook ConnectでOculus Quest2の発売日や予約注文開始のアナウンスと共に新作ゲームについての発表もありました。 今回はその発表 ...

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まとめ

 

まとめ

・VRで何をしたいか決める

・予算の中で最適なVRを考える

・映画やドラマ用など動画用ならOculus Go がコスパ◎

・ゲームをメインで考えていて安く抑えてい場合Oculus QuestQuest2のコスパが最高

・PC用VRはsteamはどれでも使えるので(PSVR除く)その他で比べる

・スマホ用VRはレビューを見て比較する

ここまで紹介してきた選び方を参考にしてもらえればまず失敗することはないと思われます。

VR業界は急激に成長しているのでこれからも新しい製品が次々現れると思いますが、一度きちんと選び方を心得ておけば次からは迷うことなく自分に合った一台を選べると思うので基礎的な知識はしっかりと覚えておくのが良いと思います。

 

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